嗅覚・味覚障害で心配されている方へ
2020年04月08日
(日本耳鼻咽喉科学会ホームページより抜粋)
新型コロナウイルスの感染で、他の症状がなくても、先行して急ににおいの異常(嗅覚障害)やあじの異常(味覚障害)を自覚することがあります。
においやあじがわからなくなる病気のほとんどが、新型コロナウイルス感染症とは無関係です。しかし、もともと鼻の病気がないのに「急に」においやあじがわからなくなって場合は、新型のコロナウイルスに感染している可能性があります。念のため、周囲への感染を拡大させないように、以下のように心がけてください。
①「におい」や「あじ」の異常を感じてから2週間は、できるだけ不要不急の外出を控えてください。マスクをつけて対話してください。医療機関の受診は控えて、毎日体温測定をしてください。
②37.5度以上の発熱が4日以上続く場合や、咳、息苦しさ、だるさがあればお住まいの市区町村の帰国者・接触相談センターに相談ください。厚生労働省のホームページからも確認することができます。
③嗅覚障害・味覚障害に対しての治療(対処療法)は、急ぎません。まずは何も薬をつかわないで様子をみましょう。自然に治ることが多いです。発熱や咳などのほかの症状がなく。、嗅覚障害や味覚障害の症状が2週間以上経過しても変わらない場合は耳鼻咽喉科までお問い合わせください。
あなたとあなたの周りのみなさんの身を守るために、ご協力をお願いいたします。